
- 宮田 虎之介
- 四国電力
- 国際事業部門
- 2024年入社
- 法学部 国際企業関係法学科 卒
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- 事業開発コース
- #若手(3年目以下)
- #徳島出身
- #大学・大学院卒
- #事務系
学生時代の経験がいまに活きていること
今の仕事に最も活きていると感じるのは、多角的に物事を見る姿勢です。
小学校5年生の終わりから高校卒業までの約7年間をアメリカで過ごし、さまざまな文化的バックグラウンドを持つ学生と交流する中で、自分の中の「常識」や「当たり前」が相対化されました。
そして大学では国際法を専攻し、その知識の実務での活かし方を知るために国際開発学も学び、国際機関での長期インターンにも参加しました。
立場や制度の違いを意識して観察・議論することで、一つの答えに飛びつかず考える習慣や技術が身についたと思います。
また、模擬国連サークルでは、各国の国益を踏まえて戦略を練る経験を通じ、「自分たちは何を念頭に置いて行動すべきか」を意識するようになりました。
現在の国際事業部での業務では、法務・財務・税務・技術など多様な観点からプロジェクトやリスクを評価しており、こうした常識に囚われない多角的な視点が大いに役立っています。
よんでんに入社を決めた理由は?
よんでんを選んだのは、民間企業として人々の生活基盤を直接支えられると感じたからです。
大学では国際法・国際開発を学び、国際機関での長期インターンも経験しましたが、公的機関はスピード感や予算の制約が大きく、自分の理想とする規模で貢献するのは難しいと感じました。
その点、よんでんは電力というインフラを通じて地域に密着し、「地域と共に」という理念で人々の暮らしを支えています。
この企業文化があれば、海外でも同じ価値観を念頭に置いて事業に携われると感じました。
また国際事業部では、若手のうちから主体的に海外IPP事業に関われる環境があるとインターンシップや面談を通じて知り、この会社なら現場に近い立場で社会に貢献できると確信し、入社を決めました。
入社して感じた『意外な一面』や『ギャップ』は?
入社前は、海外の発電事業を担当する部署はスピード感があり、大胆に投資判断をしていくイメージがありました。
実際に働いてみると、多くのパートナーと丁寧に議論を重ね、リスクやコストを細かく確認しながら進めていく文化があることに驚きました。
最初はペースの違いにギャップも感じましたが、長期にわたり電気を安定的に届けるインフラ事業だからこそ、スピード感を重視しつつ、慎重さとコスト意識のバランスが信頼につながっていると今では感じています。
そうした環境で、チームで粘り強く準備したプロジェクトが一歩ずつ前に進むときは、大きなやりがいを感じます。
現在の仕事内容は?
国際事業部では、他の電力会社や商社と共同で海外の発電会社(IPP)や発電・造水会社(IWPP)に投資し、会社の株主として発電所運営の助言を行いつつ、電力・水販売収入を原資とした配当金を受け取るビジネスに取り組んでいます。
その中で私は、中東地域の既存案件の管理業務や新規案件の開発業務の担当です。
前者については、現地の事業会社から毎月届く運転状況や財務状況の報告書を分析し、当社の収益性やリスクに影響する事象がないかを確認します。
後者では、他社と協力しながら契約条件の検討・交渉や、長期的な収支計画に基づく採算性評価を行い、社内の投資判断の材料を作っています。
また、現地に出張し、発電所の状況を自分の目で確認するとともに、パートナー企業との信頼関係の構築にも取り組んでいます。
机上の数字だけでなく、現場でも事業全体を見られる点が私の仕事の特徴です。

仕事をする中で『一番高い壁』は何でしたか?
それをどう乗り越えましたか?
私にとって一番高い壁は、多くの関係者と協力して物事を進めることでした。
学生時代までは個人で完結することが多く、入社当初は、海外IPP事業で社内外の多くの人と足並みをそろえながら進める業務に戸惑いを感じました。
意見がなかなかまとまらず、調整に時間がかかることもストレスでした。
しかし、プロジェクトが少しずつ形になっていく過程や、誰かの意見がきっかけでより良い結果につながる場面を見て、一人でできることには限りがあり、多様な立場のメンバーと議論を重ねることこそが、より良いプロジェクトづくりにつながると実感しました。
今では、さまざまな人の意見を丁寧に聞き、自分なりに整理しながら進めることで、協働のプロセスも前向きに取り組めるようになりました。
よんでんで働いていて一番やりがいを感じる瞬間は?
よんでんで働いていて一番やりがいを感じるのは、自分が担当した海外案件が社内の投資判断を経て実際に動き出したときです。
時間をかけて行った収益性評価や契約条件の検討が、経営陣の判断材料として尊重され、大きな投資決定につながった瞬間、自分の仕事が会社の挑戦を支えていると実感します。
また、中東の発電・造水事業を通じて、人々の生活に欠かせない電気や水の安定供給に貢献できていると感じられることも、大きなやりがいです。
特に、自ら開発段階から携わった案件が無事に契約締結に至ったときは、長い検討や交渉の苦労が報われたように感じ、今でも強く印象に残っています。
今後の目標は?
今後は、従来のIPP事業で培った知見を土台に、再エネやデジタルインフラなど新たな事業領域にも挑戦したいと考えています。
よんでんグループの「しあわせのチカラになりたい。」という思いを、四国は然ることながら海外でも具体的なサービスやプロジェクトとして形にし、より多くの地域の暮らしを支えたいです。
そのために、ファイナンスや法務だけでなく技術面や事業開発のスキルも磨き、国内事業にも還元し、将来は自ら事業を構想して社内外の仲間を巻き込みながら実現していける人材へ成長していきたいと考えています。
この仕事が社会や地域にどう役立っていると感じる?
よんでんの仕事は、国内外で人々の暮らしと地域の発展を支える基盤づくりに直結していると感じます。
四国では、電気というインフラを安定して届けることで、家庭の当たり前の生活や企業の活動を支えています。
私が担当する海外の発電・造水事業でも、まだインフラが十分でない国や地域に電気や水を届けることで、病院や学校、産業の成長を後押ししています。
日々の業務が「しあわせのチカラになりたい。」という思いの実現につながっていると実感しています。
職場の雰囲気やチームの良さは?
国際事業部の最大の魅力は、忌憚のない意見を自由に交わせるオープンな雰囲気です。
年齢や役職に関係なくフラットな関係性が築かれており、誰もが自分の考えを率直に話せる環境です。
また、メンバーには転職者や海外赴任経験者、商社出向経験者、複数部門の経験者など、多様なバックグラウンドを持つ人材が揃っており、さまざまな視点から議論できるのも大きな強みです。
一人ひとりの個性や経験が尊重されることで、互いにフォローし合いながら、新しいことにも前向きに挑戦できるチームだと感じています。
Uターン・地元就職を選んだ理由は?
Uターン・地元就職を選んだ理由は、四国から海外インフラ事業に挑戦できる環境に魅力を感じたからです。
小学校5年生の終わりから高校卒業までの約7年間をアメリカで過ごす中で、真冬の氷点下十数度の中ガス供給が1週間止まったり、友人の家が1週間以上停電したりする経験を通じて、インフラが与える暮らしへの影響を実感し、いつか人々の生活基盤を支える仕事がしたいと考えるようになりました。
大学では国際法・国際開発を学び、国際機関での長期インターンを経験する中で、民間の立場から暮らしを支えたいという思いが強くなりました。
当社は電力というインフラを通じて「地域と共に」という理念のもと四国の暮らしを支えると同時に、国際事業部として海外IPP事業にも積極的に取り組んでいます。
地元・四国出身の自分が、地域に根ざした企業に所属しながら世界のインフラにも関われる点に大きな魅力を感じ、その結果、Uターン・地元就職という選択に至りました。
地元・四国で働く魅力は?
「地元・四国で働く魅力」は、暮らしと仕事の距離が近いことだと感じています。
よんでんの仕事は、まさに自分が育った地域の家庭や企業に電気という形で届いており、日々の業務が身近な人たちの生活を支えていることを実感しやすいです。
また、通勤時間も比較的短く、自然が近い環境なので、平日も無理なく自分の時間を確保できます。
私は現在、香川大学大学院でMBAの勉強をしていますが、仕事と学び、さらに地元徳島での家族との時間を両立できているのは、このエリアならではの良さだと思います。
地域に根ざしながら、国際事業を通じて世界ともつながれる点も、四国で働く大きな魅力です。
Uターン就職(転職)するか迷っている
学生(求職者)に向けてアドバイスやメッセージ
まずは「自分は何のために働きたいのか」「どんな生活を送りたいのか」を、丁寧に言葉にしてみることが大切だと思います。
たとえば、高い収入やスピード感のある環境で大きなビジネスに挑戦したいのであれば、首都圏や海外を舞台にした外資企業が向いているかもしれませんし、商品開発に携わりたいのであれば技術力のある日系メーカーという選択肢もあります。
一方で、「仕事以外の時間はゆったり過ごしたい」「地元や家族との距離を大切にしたい」「インフラ事業を通じて暮らしを支えたい」といった思いがある方にとっては、四国へのUターン就職はとても親和性が高い選択肢だと感じます。
どちらが正解ということはないので、自分の価値観や譲れない条件を書き出しながら、さまざまな働き方や地域を見比べてみてください。
その中で「四国で働く」という選択肢が自分に合いそうだと思えたら、ぜひ当社も候補の一つとして考えていただけると嬉しいです。
私の四国のお気に入り

休日の過ごし方は?
