2021年07月30日
四国電力株式会社

2021年7月 社長定例記者会見の概要

 

令和3年7月30日、長井社長が「2021年度第1四半期 連結決算の概要」について説明いたしました。

【2021年度第1四半期 連結決算の概要】
(詳しくは「2021年度第1四半期 連結決算の概要」をご覧ください。)

[電力販売]
 小売販売電力量は、新型コロナウイルス感染症により電力需要が落ち込んだ前年の反動増などから、前年同期に比べ1.0%増の51億11百万kWhとなりました。
 また、卸販売電力量は、前年よりも卸電力取引所での販売が増加したことなどから、84.4%増の16億50百万kWhとなりました。この結果、総販売電力量は、13.5%増の67億61百万kWhとなりました。

[電力供給]
 原子力は、伊方発電所3号機が2019年12月以降運転を停止しているため、ゼロとなりました。
 一方、自社水力は、前年同期に比べ7.5%減の6億69百万kWhとなり、他社からの受電は、3.9%減の35億15百万kWhとなりました。
 この結果、自社火力は、45.6%増の28億77百万kWhとなりました。

[収支]
 昨年度からの変更点として、今年度から新たに適用される会計基準により、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく収益の計上方法が変更になったことから、売上高と費用の双方が、それぞれ464億円ずつ減少しております。

 売上高は、卸販売収入が増加したものの、新たな会計基準の適用に伴う売上の減少や、燃料費調整額の減少などから、前年同期に比べ28.8%減、477億円減収の1,177億円となりました。

 営業費用は、燃料価格の上昇等があったものの、新たな会計基準の適用に伴う費用の減少に加え、人件費や修繕費が減少したことなどから、前年同期に比べ25.8%減、422億円減少の1,212億円となりました。

 この結果、営業損益は、54億円悪化の34億円の損失、支払利息など営業外損益を差引き後の経常損益は、52億円悪化の38億円の損失となり、また、親会社株主に帰属する純損益は、36億円悪化の28億円の損失となりました。

 なお、今年度から新たに適用される会計基準の影響を除けば、売上高は、前年同期に比べ0.6%増、9億円の増収と前年並みであり、営業費用は、前年同期に比べ4.1%増、66億円の増加となっておりました。
 
 通期の業績予想は、本年4月に公表した数値から変更ございません。


戻る

Copyright(C)YONDEN
Shikoku Electric Power Co.,Inc. All rights reserved. / Kagawa,Japan