2022年02月28日
四国電力株式会社

2022年2月 社長定例記者会見の概要

 

 令和4年2月28日、長井社長が「再生可能エネルギー導入拡大に向けた取り組み」および「よんでんふれあいコンサートの開催」について説明いたしました。

【再生可能エネルギー導入拡大に向けた取り組み】
(詳しくは「再生可能エネルギー導入拡大に向けた取り組みについて」をご覧ください)

 当社は、エネルギー供給を支える責任ある事業者として、「電源の低炭素化・脱炭素化」への取り組みを推進し、2050年のカーボンニュートラルへ挑戦していくこととしております。
 推進にあたっては、2030年度までにグループ会社を含め、国内外で50万kWの再生可能エネルギー電源を開発することを目標に掲げ、その早期達成を図る観点から、2020年11月、再生可能エネルギー部内に「開発推進室」を新たに設置し、再生可能エネルギー導入拡大に向けた取り組みを進めております。

[既存設備の出力増強]
 当社が保有する水力発電所において、設備更新の機会を捉えた高効率水車の導入や、設備余力の活用による発電出力の増強を実施しております。2000年度以降、昨年度までに約3万3千kWの出力増強を実施しており、2024年度までに、さらに4箇所、合計1,830kWを増加させ、発電を開始することとしております。
 今後も、こうした水力エネルギーの有効活用を進めてまいりたいと考えております。

[多様な新規電源の開発拡大]
 当社は、四国域内外を問わず、様々な再生可能エネルギー電源をターゲットとした案件の発掘や事業参画を進めております。
 これまでに公表した四国域内での水力発電や木質バイオマス発電に加え、このたび、当社としては初となる、ため池水上太陽光発電事業を開始するとともに、福島県において、間伐材等を活用した木質バイオマス発電事業に参画することといたしました。

 また、愛媛県松山市の西部浄化センター下水汚泥固形燃料化事業について、日鉄エンジニアリング株式会社とともに参画し、今後、松山市と同事業に係る基本契約を締結したうえで、2025年10月より、生成したバイオマス燃料を、当社の西条発電所で利用することとしております。

 こうした新たな取り組みを含め、当社グループにおける再生可能エネルギー開発量は、2000年度以降、国内外で合計22万9千kWとなっております。
 当社としては、今後もグループ一体となって、国内外の再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みを積極的に展開し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

【よんでんふれあいコンサートの開催】
(詳しくは「よんでんふれあいコンサートの開催」をご覧ください)

 当社は、昨年5月、創立70周年を迎えました。また、同じく昨年、創立30周年を迎えたよんでん文化振興財団との共催により、これまで事業運営にご理解・ご協力いただいた地域の皆さまに感謝の意を表するとともに、優れた音楽の鑑賞機会を通じて四国地域の芸術文化振興の一助とするため、四国4県において「四国ゆかりの演奏家による よんでんふれあいコンサート」を開催いたします。

 開催にあたっては、関係自治体などのガイドラインに沿って、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底することとしておりますので、ぜひ、多くの方にご来場いただきたいと考えております。


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