2022年06月28日
四国電力株式会社

2022年6月 社長定例記者会見の概要

 

令和4年6月28日、長井社長が「第98回定時株主総会の概要」および「人事異動」について説明しました。

【株主総会の概要】
(詳しくは「第98回定時株主総会の概要」をご覧ください。)

本日の総会は、午前10時に始まり、12時27分に終了しました。所要時間は2時間27分であります。
本総会は、当日出席のほか、前日までに書面およびインターネット等により議決権を行使された株主さまを合わせ、決議事項に必要な定足数を満たしており、適法に成立しております。

議事は、佐伯会長が議長となり、所定の報告事項および株主提案を含む9項目の決議事項について、説明・審議が行われました。

株主の皆さまには、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、可能な限り書面やインターネットでの議決権行使をお願いするとともに、来場される株主さまには、滞在時間短縮の観点から、前もって招集通知の記載内容にお目通しいただくなど、議事運営の簡素化に様々なご協力をいただきました。

報告事項や議案の説明に関連して、株主さまから原子力発電の安全性や再生可能エネルギーの主力電源化などに関する様々なご質問・ご意見を頂戴し、当社としましては、それぞれに対してできる限り丁寧に説明を申し上げました。
ご審議の結果、会社提案の5議案は いずれも原案通り承認・可決され、株主提案の4議案はいずれも否決されました。

原子力については、厳しいご意見・ご質問も頂戴いたしましたが、ロシアのウクライナ侵攻に伴う不透明な燃料情勢などを受け、エネルギー自給率が極めて低い我が国においては、エネルギーセキュリティや電力の安定供給の確保を第一に考える必要があります。そのためには、特定の電源や燃料源に過度に依存しない、バランスのとれた供給体制を構築することが極めて重要であり、改めて、準国産エネルギーである原子力の重要性を再認識したところでございます。

当社といたしましては、本日頂戴したご意見も踏まえ、十分な安全性を確保することを大前提として、伊方発電所3号機を最大限活用してまいりたいと考えております。

【人事異動】
(詳しくは「人事異動」をご覧ください。)

本日の株主総会ならびにその後の取締役会および監査等委員会において、取締役、役付執行役員および執行役員の新体制が正式に決定いたしました。
監査等委員でない取締役、役付執行役員、監査等委員である取締役の異動につきましては、すでに4月の記者会見において内定としてお伝えした内容から変更ございません。

【最後に】
四国を含む西日本エリアの電力需給は、安定供給に最低限必要とされる予備率3%を確保できる見通しとなっているものの、厳しい需給状況です。
当社としては、伊方3号機の安全・安定運転の継続はもとより、予期せぬ設備トラブルが発生しないよう、設備の運用・保全に細心の注意を払うとともに、燃料在庫を十分に確保するなど、緊張感を持って、電力の安定供給の維持に努めてまいります。

お客さまにおかれましても、無理のない範囲で、節電にご協力いただきますようよろしくお願いいたします。


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