2022年11月28日
四国電力株式会社

2022年11月 社長定例記者会見の概要

 

 令和4年11月28日、長井社長が「規制料金の値上げ申請」、「低圧自由料金プランにおける燃料費調整制度の上限廃止」について説明いたしました。

【規制料金の値上げ申請】
(詳しくは「規制料金の値上げ申請について」をご覧ください。)

 当社は、本日、経済産業大臣に対し、来年4月1日からの規制料金の値上げを申請いたしました。
 お客さまには、現下の厳しい経済情勢において、多大なご負担をお願いすることとなり、大変心苦しい限りですが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 当社では、世界的な燃料価格の高騰を受け、本年4月分の電気料金以降、燃料費調整額の算定に適用する燃料価格が上限を超過し、電気料金に反映されない部分の燃料費が大幅に増加しております。

 こうした状況が続けば、事業運営に深刻な影響を与え、電力の安定供給の継続に支障をきたしかねないことから、当社は、これまで以上に踏み込んだ経営の合理化・効率化に取り組むとともに、特別高圧、高圧および一部の低圧自由料金のお客さまについて、順次、燃料費調整制度の上限廃止をお願いしてまいりました。

 しかしながら、燃料価格の高騰は長期化し、円安も急激に進行するなど、当社を取り巻く環境は一段と厳しさを増し、もはや私どもの企業努力だけでは如何ともし難い状況にあります。
 このため、当社は、今後も電力の安定供給を継続していく観点から、この度、燃料費調整制度の上限超過が続いている規制料金について、平均28.08%の値上げを申請させていただくことといたしました。

 対象となるお客さまには、今後、個別にダイレクトメールをお送りさせていただくとともに、専用ダイヤルを設け、お問い合わせに対して丁寧にお答えしてまいります。
 また、当社ホームページ上に特設ページを設け、お客さまご自身で影響額を試算いただけるツールも準備するなど、皆さまに分かりやすいご説明を心掛けてまいります。

【低圧自由料金プランにおける燃料費調整制度の上限廃止】
(詳しくは「低圧自由料金プランにおける燃料費調整制度の上限廃止について」をご覧ください。)

 先月の会見で、検討する旨をお伝えしておりましたおトクeプランなど一部の低圧自由料金プランの燃料費調整制度の上限廃止については、来年5月分の電気料金から燃料費調整制度の上限を廃止させていただくことといたしました。
 これにより、当社の全ての低圧自由料金プランについて、燃料費調整制度の上限を廃止することとなります。

【最後に】
 今回の規制料金の値上げや、自由料金の燃料費調整制度の上限廃止により、多大なご負担をお客さまにお願いすることは、誠に心苦しい限りですが、お客さまにおかれましては、何卒ご理解賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

 当社といたしましては、今後とも、徹底した経営の合理化・効率化に最大限取り組むとともに、当社の最大の使命である電力の安定供給の確保に全力を尽くす所存であります。


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