平成14年5月10日
四国電力株式会社


伊方発電所第1号機の送電開始について

 

  伊方発電所第1号機(加圧水型軽水炉、56万6千キロワット)は、2月8日から第 20回定期検査を実施中ですが、本日、午前5時00分、送電を開始しましたのでお知らせします。

  今後、徐々に出力を上げながら各種試験を行い、6月4日、経済産業省の総合負荷性能検査を受けて、定期検査を終了する予定です。

以 上

(参 考)

1.伊方1号機第20回定検実績 
   ・定検開始  :平成14年 2月 8日 
  ・臨  界 :  〃   5月 8日
  ・送電開始 :  〃   5月10日(停止日数92日)

 

2.送電開始後の主な検査

主 な 検 査 名 検 査 概 要
炉心特性確認検査
(社内検査)
原子炉内の核分裂の状況および主要な運転データなどを測定し、原子炉が所定の性能を有していることを確認する。
(50%、75%、100%電気出力時)
ヒートバランス検査
(社内検査)
100%電気出力および定格熱出力で運転中、プラント全体の熱のバランスを測定し、プラントが所定の性能を有していることを確認する
総合負荷性能検査
(国の検査)
定格熱出力で運転を行い、各設備の運転データなどが正常であることを確認し、プラントが安定して運転できることを総合的に確認する。

 

3.定期検査中に実施した主な工事等

(1) 1次系配管取替工事
    残留溶存酸素に起因する応力腐食割れ(0 SCC)対策および配管溶接部の信頼性向上等を図る観点から、予防保全的に充てん・抽出ライン等の配管の材料変更を行うとともに、あわせて弁の取替えを行った。

以 上

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