平成14年10月9日
四国電力株式会社

電気温水器ご利用のお客さまに対する適正処理調査について

 

  当社は、お客さまの電気温水器に関するデータベース(以下、温水器データベースという)と契約データとの間で照合を行った結果、372件のお客さまについて通電制御型電気温水器割引(以下、マイコン割引という)の適用漏れが判明し、本年4月30日に発表を行いました。
 また、平成13年度に電気温水器の新設・買替等があったお客さまについて、契約が適正に行われているか調査した結果、9件のお客さまについてマイコン割引漏れが判明し、本年6月5日に発表を行いました。

 その後引き続き、平成12年度以前の4年間に電気温水器の新設・買替等があったお客さまの契約を調査するとともに、温水器データベースの適正管理の観点から、確認が必要なお客さまについて現地調査したところ、新たに408件が適正に処理できていないことが判明いたしました。

 該当するお客さまには、早急に精算額を確定のうえ10月中に精算させていただきます。

 当社といたしましては、お客さまに大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びするとともに、7月にとりまとめました「再発防止策」(ホームページにも掲載しております)に基づき、社内の業務チェック体制の強化や業務の一層の適正化に努めてまいります。

 

以  上


 
(参 考)

◇電気温水器ご利用のお客さまに対する電気料金精算件数


◇再発防止策の概要

  1. 社員の業務意識・処理スキルの向上
    (1)経営層より、支店・営業所および関係社員全員に業務の的確処理を指示した。
    (2)新任担当者・審査者・管理者等各階層別の教育を充実する。

  2. 業務チェック体制の構築・強化
    (1)システムチェック機能の強化により、データ入力誤りおよびデータ齟齬を防止する。
    (2)担当者間の連絡およびチェック漏れを防止するための業務別チェックシートを作成する。
    (3)申し込み内容チェックおよび温水器データベースと契約データ間の突き合わせチェックを定期的に実施する。

  3. お客さまに対する契約内容についての認識向上
    (1)当社ホームページおよび新規契約時や検針時等に配布する印刷物について契約内容に関する掲載内容を改善する。
    (2)温水器保有のお客さまに「契約内容等」を記載した文書を配布する。

           
  4. 申込み漏れ対策
    電気工事業者や温水器製造・販売会社に対して、申込書提出の重要性についての啓蒙および 指導を繰り返し行う。


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