平成14年12月3日
四国電力株式会社旧松山発電所跡地の一部土壌の浄化の完了について
当社は、現在、旧松山発電所の撤去工事を進めていますが、敷地内の一部土壌において国の基準値を上回る濃度のテトラクロロエチレンが検出されたため、浄化工事を行うことといたしました。なお、地下水からは検出されず、周辺環境にも影響はありませんでした。 (10月8日お知らせ済み) このたび、下記のとおり当該土壌の浄化工事を完了し、本日、愛媛県・松山市に対し「旧松山発電所 土壌浄化報告書」を提出いたしました。 なお、念のため今後3年間、敷地境界付近で地下水のモニタリングを行います。 ○土壌浄化工事の概要
・ 浄化工事期間 10月9日(水)〜11月22日(金) ・ 浄化対象土壌 細砂 約20m3(約36トン) ・ 浄化方式 ガス吸引方式 ・ 土壌分析結果 0.0014mg/ (環境基準値:0.01mg/ )
・ 地下水分析結果 検出されず (環境基準値:0.01mg/ )
(注)「mg/ 」は、テトラクロロエチレン濃度を示す。
(参 考) ○テトラクロロエチレン ドライクリーニング用洗浄剤,金属部品の洗浄剤,溶剤,化学製品の原料等に使われている揮発性の有機塩素化合物の一種。一定濃度以上のテトラクロロエチレンが環境に放出されると、目や皮膚、気管を刺激するほか、環境への影響が長期にわたる場合は、肝臓、腎臓の機能障害を起こす可能性がある。 ○ガス吸引方式 テトラクロロエチレンが検出された土壌を、シートで囲われた処理場へ移送したうえで吸引配管を敷設し吸引することにより、テトラクロロエチレンを活性炭に吸着させ、除去して浄化する方法。
PDFファイルのダウンロード
(添付資料)旧松山発電所 土壌浄化報告書 [PDF70.4KB]
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