平成15年7月30日
四国電力株式会社



土佐IPP事業への事業参画について



 当社は、太平洋セメント株式会社(以下「太平洋セメント」)が進めております土佐IPP事業に事業参画することといたしました。

 土佐IPP事業は、平成10年度に当社が実施した電力卸供給入札において、太平洋セメントが落札したものであり、太平洋セメントは、同社土佐工場内に発電所を建設し、平成17年4月から当社に対して、15万kWの卸供給を行うこととなっております。

 このIPP事業について、昨年末、太平洋セメントから、電源開発株式会社(以下「電源開発」)と共同で実施したい旨、受電会社である当社に打診がありました。具体的には、太平洋セメントと電源開発が共同で運営する事業会社に当該IPP事業を譲渡し、継承させるというものです。

 当社は、当該IPP電源を安定的かつ効率的な電力供給に寄与する重要な電源と位置づけており、長期に亘る安定した事業継続を担保するためには、自らも本共同事業に参画することが適切であると判断し、協議を行ってきました。

 このほど、太平洋セメント、電源開発および当社の3社で、協議が整い、共同事業に関する協定を締結いたしましたので、お知らせいたします。

 共同事業の概要は別紙のとおりであります。


(注) IPP(Independent Power Producer)とは
電力会社に電気を卸売りする電力会社以外の事業者であり、法律上は卸供給事業者という。平成7年の電気事業法の改正において、発電部門への競争導入を目的に制度化され、一般企業でも電力の卸供給が行えるようになった。

(別 紙) 共同事業の概要

以 上

(別 紙)

共 同 事 業 の 概 要




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