平成15年9月4日
四国電力株式会社


伊方発電所 雑固体焼却設備内のオイル漏れについて

 9月3日、9時45分頃、雑固体焼却設備内において、低レベル放射性廃棄物を焼却炉に投入し易いように袋詰めする装置から油圧オイルが漏れているのを、運転員が発見しました。
 このため、同装置を直ちに停止し、オイル漏れは停止しました。

 調査の結果、油圧ポンプ出口配管と圧力調整弁の接続フランジ部にわずかな隙間があり、パッキン(Oリング)が損傷していることが確認されました。また、パッキンに正規の仕様のものよりも硬度の低いものが使用されていました。
 このため、当該パッキンを正規のものに取り替え、接続フランジ部に隙間のないよう組み立てた上で、漏えいのないことを確認して、復旧しました。

 本事象によるプラントの運転への影響はありません。また、環境への放射能の影響もありません。

 本件は、国の法律・通達に基づく報告事象に該当する事象ではありません。



(参考)雑固体焼却設備
荷揚岸壁付近に設置している付属設備で、管理区域内の作業で発生した紙ウェス、シート等の可燃性の低レベル放射性廃棄物を焼却する設備。



添付資料−1 雑固体焼却設備 位置図 (非公開)
添付資料−2 雑固体焼却設備 概略図



以 上

添付資料−2

雑固体焼却設備 概略図









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