平成16年3月29日
四国電力株式会社



新退職年金制度の導入について



 当社では、退職年金制度について、労使間で誠実かつ粘り強い交渉を進めてきた結果、平成16年4月1日以降の退職者を対象に、新しい退職年金制度を導入することといたしました。

 新制度の概要は、年金の長期安定的な制度運営を図るため、
 ・ 現在採用している税制適格年金から市場金利の変動に柔軟に対応できる変動金利型確定給付年金へ移行するとともに、
 ・ 退職金の一部を原資に、新たに企業型確定拠出年金、いわゆる日本版401kを同時に導入する
というものです。

 税制適格年金については、平成12年に給付利率を5.5%から4%に引き下げましたが、その後も低金利が継続したことから、給付利率を市場金利に見合ったものに見直すことが必要となっておりました。
 加えて、新しい確定給付企業年金法の施行に伴い、税制適格年金は新法にもとづく制度に移行する必要が生じるとともに、給付利率の変動金利化も可能となっておりました。
 こうしたことから、今回、給付利率が国債の利回りに連動して変動する変動金利型確定給付年金(キャッシュバランスプラン)に移行することといたしました。

 また、企業型確定拠出年金については、会社が従業員の在職中に掛金を各人の口座に拠出し、各人が資産を運用して60才以後に受け取る制度であります。




以 上

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