平成16年5月19日
四国電力株式会社


伊方発電所1号機 送電停止について


 伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)は通常運転中のところ、10時00分、送電線への遮断器が切れ、送電が停止しました。
 このため、1号機は出力が所内で消費する電力(約3万キロワット)まで自動的に低下しましたが、現在、この状態で安定して運転しております。
 本事象による外部への放射能の影響はありません。また、本事象によるお客さまへの供給支障もありません。

(本日、お知らせ済み)

 原因を調査した結果、現在定期検査中の伊方発電所2号機において、発電機と送電線を接続するGIS(ガス絶縁開閉装置)への取替作業で、新しいGISの試験中に、GIS回路の出力信号により、誤って送電線の母線電圧信号が接地されたため、送電線保護リレーが動作し送電が停止したことが判明しました。

 このため、原因となったGIS回路を切り離し、既設の送電線保護回路の健全性を確認したうえで、準備が整い次第、送電を再開いたします。

 本事象は、国の法律に基づく報告対象に該当する事象ではありません。



(添付資料)伊方発電所2号機所内電源設備作業状況図



以 上

(添付資料)

伊方発電所2号機所内電源設備作業状況図







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