平成16年10月12日
四国電力株式会社
火力発電所 配管肉厚測定に関する調査報告書の提出について
当社は、平成16年8月11日付で、経済産業省より指示のありました「発電用火力設備の水・蒸気系配管の技術基準適合状況調査」のうち、「過去の肉厚測定実績の有無」について、8月18日に調査報告書を提出いたしました。 (8月18日 お知らせ済) また「今後の対応策」について、当社の4個所の火力発電所のうち、運転開始後20年以上を経過した阿南発電所、西条発電所、坂出発電所の調査報告書を9月13日に提出いたしました。 (9月13日 お知らせ済) 残る橘湾発電所(平成12年6月運転開始)について、本日、「今後の対応策」についての調査報告書を提出いたしましたのでお知らせいたします。概要については、別紙のとおりです。
以 上
別紙
1.調査結果(個所)
2.上記C欄の検査未実施部位に対する今後の検査実施計画(個所)
・減肉発生の可能性が高いと推定される部位は、3ヶ月以内に検査を実施
3.検査実施までの作業員等の安全確保対策(1) 運転中のタービン建屋への立ち入りを原則禁止とする。 また、減肉発生の可能性が高いと推定できる個所については、区画等により注意喚起表示を行う。 (2) やむを得ず立ち入る場合は、以下のとおりとする。
巡視点検については、避難経路を確保できるようなルートを設定するとともに、細心の注意を払った行動に心がける。 緊急を要する保守作業については、危険個所や緊急時の防護・避難方法等の事前確認を行うとともに、監視員等の配置を考慮する。
また、仕切られた場所では、常時ドアを開放しておくなどの措置を行う。(3) 耐熱服の配備場所・数量を関係者に周知するとともに、備え付け個所を明示する。 (4) 上記安全確保対策を構内の関係者に周知する。 (新規入構者には、入構教育において周知する。)
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