平成16年11月14日
四国電力株式会社
伊方発電所1号機 原子炉容器入口管台の微小な傷について
第22回定期検査中の伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、原子炉容器入口管台溶接部のレーザーピーニング工事の施工前検査を実施したところ、11月14日、入口管台Bと一次冷却材入口配管との溶接部付近の内表面に微小な傷(最大長さ約5o)が2箇所で確認されました。なお、運転中には、一次冷却材の漏洩の徴候は認められておりません。
このため、今後、当該部分の金属組織検査など、詳細調査を実施することとしております。
なお、入口管台Aについては、施工前検査を既に実施しており、同様の事象は確認されませんでした。
本事象による環境への放射能の影響はありません。
(参考) ・ レーザーピーニング工事
配管の600合金溶接部に配管内面からレーザを照射し、残留応力を低減させる予防保全工事。
以 上
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