平成16年11月22日
四国電力株式会社


伊方発電所1号機 冷却材貯蔵タンク出口配管の微小な傷について


 第22回定期検査中の伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、平成15年6月に発生した「伊方1号機安全注入系統テストライン配管のひび」に鑑み、冷却材貯蔵タンクCの出口配管の点検のため液体浸透探傷検査を実施したところ、11月22日10時頃、1箇所で微小な傷(最大長さ12o)が確認されました。
 当該箇所からの漏えいは認められません。

 今後、詳細な調査を実施します。

 本事象による環境への放射能の影響はありません。

 本件は、国の法律に基づく報告事象に該当する事象ではありません。

(参考)
  ○ 液体浸透探傷検査
 材料表面に液体を塗布し、その後、現像液で傷に浸透した液体を表面に滲み出させて、目視では確認できないないような微小な傷を検出する検査。
    
  ○ 冷却材貯蔵タンク
 プラント運転中、1次冷却材中のほう素濃度を調整するため純水等を注入した際に、余分の1次冷却材を一時的に貯蔵するタンク。A、B、C3基ある。
    

以 上

(添付資料) 伊方1号機 冷却材貯蔵タンク出口配管周り概略系統図


添付資料



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