平成16年12月24日
四国電力株式会社
伊方発電所1号機原子炉補助建家排気筒のひびについて
第22回定期検査中の伊方発電所1号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、原子炉補助建家排気ダクトの点検口設置工事に伴い、点検口周辺の点検を行ったところ、12月23日、補助建家排気筒の水平部に貫通しているひびがあることが確認されました。
その後、更に当該部の点検を行った結果、内面に12箇所のひびがあり、そのうち貫通しているものが4箇所確認されました。
今後、金属組織調査等の詳細な調査を実施し、原因究明を行います。
なお、当該部は管理区域内であり、貫通しているひびから、排気が管理区域外へ放出されることはありません。
本事象による環境への放射能の影響はありません。
本事象は、法律に基づく国への報告事象です。
(経済産業省によるINESの暫定評価)
基準1 基準2
基準3
評価レベル −
− 0− 0− INES:国際原子力事象評価尺度
(参 考) ○補助建家排気筒 原子炉補助建家内の換気のため設置しているダクト状の通気管。原子炉補助建家内の空気は、フィルタ、排気筒モニタを通って補助建家排気筒より排気される。
以 上
伊方1号機原子炉補助建家換気空調概略系統図
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