平成17年3月10日
四国電力株式会社
伊方発電所における通報連絡事象(平成17年2月分)および
通報連絡事象に係る報告書の提出(平成17年1月分)について
○ 平成17年2月に、当社から愛媛県および伊方町に通報連絡した事象は以下の1件です。この事象は、法律に基づく報告事象に該当するものではなく、また、環境への放射能の影響もありませんでした。
事 象 発生月日 発表月日
1.伊方3号機 総合排水処理装置沈殿池水位計の不具合について 2月24日 −
○ 平成17年1月に発生した以下の通報連絡事象について、その後の調査結果を踏まえた原因と対策をとりまとめ、愛媛県および伊方町に報告書を提出いたしました。
事 象 発生月日 発表月日
1.伊方3号機 非常用ディーゼル発電機海水流量計検出配管からの漏えいについて 1月19日 1月19日
(別紙1)伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成17年2月分)
(別紙2)伊方発電所における通報連絡事象の報告書概要(平成17年1月分)
以 上
伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成17年2月分)
1.伊方3号機 総合排水処理装置沈殿池水位計の不具合について
2月24日13時50分頃、第8回定期検査中の伊方3号機の総合排水処理装置において、沈殿池の水位検出器に異常があることを保修員が確認した。
このため、当該水位検出器を取り替えることとし、取替えまでの間は、当該沈殿池に設置している別の水位検出器で水位監視を行うこととした。
[総合排水処理装置] 総合排水処理装置は、非管理区域(タービン建屋、総合事務所など)の一般排水や2次系排水等を浄化処理する設備。
![]()
伊方発電所における通報連絡事象の報告書概要(平成17年1月分)
1.伊方3号機 非常用ディーゼル発電機海水流量計検出配管からの漏えいについて
○事 象1月19日15時29分頃、通常運転中の伊方3号機において、非常用ディーゼル発電機Bの海水流量計の点検中に、流量計の検出配管から海水が漏えいしていることを作業員が確認したため、非常用ディーゼル発電機Bの海水系統を隔離し、海水の漏えいは停止した。
○原 因
点検の結果、海水配管と検出配管を接続するネジ部(アルミ青銅製)が折損していることを確認した。調査の結果、当該検出配管のネジ部は、腐食の発生・進行により、強度が低下していた。このため、流量計点検で当該検出配管に設置している弁を操作した際、ネジ部が折損したものと推定される。
○対 策
・ 当該検出配管を新品に取り替えた。 ・ 当該検出配管と同じ材質である海水流量計の検出配管については、強度を向上させる観点から、第8回定期検査(2月13日より開始)で、現在の肉厚2.9mmのものから4.0mm以上のものに取り替える。 ・ また、次回の定期検査では、検出配管および流量計オリフィス本体を、海水に腐食しにくいチタン製の一体構造になったものに取り替え、より信頼性を向上させる。
戻る
Copyright(C)YONDEN
Shikoku Electric Power Co.,Inc. / Kagawa,Japan
mail to : postmaster@yonden.co.jp