平成17年3月16日
四国電力株式会社



伊方発電所3号機 余熱除去ポンプの不具合について



 伊方発電所3号機(加圧水型、定格電気出力89万キロワット)は、定期検査中のところ、3月15日23時40分頃、余熱除去ポンプBの封水部から1次冷却水が漏えいしていることを作業員が確認しました。

 このため、ただちに当該ポンプを停止するとともに、隔離した結果、1次冷却水の漏えいは停止しました。

 今後、当該ポンプの分解点検を行い原因の詳細調査を行う予定です。

 本事象により1次冷却水が約0.3m漏えいしたと推定されますが、外部への放射性物質の放出はなく、環境への影響はありません。
 なお、漏えいした1次冷却水は、全て補助建屋サンプタンクに回収しました。



(参 考)
余熱除去ポンプ
  原子炉停止中に炉心から発生する熱を除去するため、原子炉容器内に1次冷却水を供給するためのポンプ。伊方3号機には、A、Bの2台設置している。


以 上

添付資料−伊方3号機 1次系概略系統図




添付資料



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