平成17年5月13日
四国電力株式会社



伊方発電所2号機 ほう酸濃縮液ポンプAからの水漏れについて



 通常運転中の伊方発電所2号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)の一次系弁の期間外点検において、5月13日12時52分頃、点検が終了した弁の健全性等を確認するため、ほう酸濃縮液ポンプAを純水にて循環運転したところ、当該ポンプの軸封水部から少量の水(約4リットル)が漏れていることを運転員が確認しました。
 このため、直ちに当該ポンプを停止し、漏えいは停止しました。

 今後、当該部の分解点検を行い、原因の詳細調査を行う予定です。

 本事象によるプラントの運転への影響はありません。また、漏れた水から放射能は検出されず、環境への放射能の影響もありません。

 本件は、国の法律に基づく報告事象に該当するものではありません。

(参 考)
ほう酸濃縮液ポンプ
  ほう酸濃縮液タンクに貯蔵されたほう酸濃縮液をほう酸タンクに送るためのポンプ。
A、B2台あり、運転時は1台を使用する。
なお、今回は弁の点検のため、純水で置換し、循環運転した。


以 上

添付資料−伊方2号機 ほう酸濃縮液ポンプまわり概略系統図




添付資料



戻る

Copyright(C)YONDEN
Shikoku Electric Power Co.,Inc. / Kagawa,Japan
mail to : postmaster@yonden.co.jp