平成17年7月4日
四国電力株式会社



西条発電所における木質バイオマス混焼の本格運用開始について



 当社では、従来から地球温暖化などの環境問題への対応を経営の重要課題の一つに位置づけ、積極的に取り組んでおります。
 こうした取り組みの一環として、当社では、石炭火力発電所である西条発電所において、発電用燃料に木質バイオマスを混焼して発電することとし、バイオマス貯蔵タンク等の建設を進めてまいりましたが、本日、試運転が完了し、本格運用を開始いたしましたのでお知らせいたします。
 電気事業用火力発電所における木質バイオマスの本格導入は、西条発電所が全国で初の事例であります。
 なお、平成17年6月2日には、経済産業大臣より電気事業者に新エネルギーの利用を義務づけるRPS制度の対象設備として認定を受けております。

1.対象設備および混焼率
  西条発電所1号機(混焼率2.0%以下)、同2号機(混焼率3.0%以下)

2.対象木質バイオマス
  四国内の森林組合、製材所で製材時に発生する国産のスギ・ヒノキの樹皮、木片等

3.木質バイオマス使用量
  約15,000t/年

4.CO2削減量など
  

 (図)木質バイオマス混焼までの過程
  

 (参考1)本格運用開始までの主要経緯
  平成15年7月 〜 15年12月   実機(1号機、2号機)実証試験
  平成16年7月 〜 17年 5月   バイオマス貯蔵タンク等の建設
  平成17年6月2日   RPS制度対象設備として認定
  平成17年6月 〜 17年 7月   試運転
  平成17年7月4日   本格運用開始
  

 (参考2)西条発電所の概要
  



以 上

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