
平成18年5月23日
四国電力株式会社
伊方発電所1号機の定期検査の終了について
伊方発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は、本日17時00分、経済産業省による総合負荷性能検査に合格し、第23回定期検査を終了いたしました。
以 上
1.伊方発電所1号機第23回定期検査実績 |
定検開始: |
平成18年 2月10日 |
臨 界: |
平成18年 4月26日 |
送電開始: |
平成18年 4月27日(停止日数77日) |
100%電気出力: |
平成18年 4月30日 |
定格熱出力: |
平成18年 5月 1日 |
定検終了: |
平成18年 5月23日(定検開始後103日目) |
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2.定期検査中に実施した主要な工事等 |
(1) |
600系合金溶接部の応力腐食割れに対する予防保全工事
加圧器の管台溶接部を応力腐食割れに強い材料に取り替えた。また、この作業に伴い配管の一部を取り替えた。 |
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(2) |
1次系配管取替工事
配管溶接部の信頼性向上等を図る観点から、余熱除去ライン、高圧注入ラインの一部について、配管の材質変更(SUS304→SUS316)を行うとともに、ほう酸ラインの一部について、配管継手部の溶接方式の変更に伴い配管取り替えを行った。 |
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(3) |
ステンレス配管点検
平成15年6月に発生した「1号機安全注入系統テストライン配管のひび」に鑑み、塩化ビニールテープによる塩化物応力腐食割れの可能性はないが、万一、漏えいが発生すると原子炉の運転に支障を及ぼす系統および放射能を含む系統で未点検の範囲について、ステンレス配管の点検を実施した。
また、平成16年5月に発生した「2号機余熱除去系統配管のひび」に鑑み、過去にテープを除去したままで健全性を確認していない可能性がある箇所の配管点検を実施した。
なお、これらの事象による1号機のステンレス配管点検は、今回の定期検査で完了した。 |
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以 上
添付資料

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