
平成18年6月12日
四国電力株式会社
伊方発電所における通報連絡事象(平成18年5月分)について
- 平成18年5月に、当社から愛媛県および伊方町に通報連絡した事象は以下の2件です。これらの事象は、法律に基づく報告事象に該当するものではなく、また、環境への放射能の影響もありませんでした。
事 象 |
発生月日 |
発表月日 |
1.伊方1号機 |
高圧注入ポンプ出口流量検出器の不具合について |
|
5月 13日 |
5月 15日 |
|
5月 28日 |
|
(別紙)伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成18年5月分)
- 伊方1号機 高圧注入ポンプ出口流量検出器の不具合について
- 伊方発電所 地震感知について
以 上
別 紙
伊方発電所における通報連絡事象の概要(平成18年5月分)
1.伊方1号機 高圧注入ポンプ出口流量検出器の不具合について
5月13日16時59分頃、第23回定期検査中(調整運転中)の伊方1号機において、高圧注入ポンプ出口の流量の検出器に不具合があることを保修員が確認した。
高圧注入ポンプが停止中であるにもかかわらず、通常ゼロとなっている当該流量検出器の指示が不安定な値を示したことから、検出器の不具合と判断したものである。なお、当該流量検出器の下流にある流量計はゼロを示していた。
当該流量検出器の点検を行った結果、電気回路の部品(アンプカード)に不良が確認されたことから、当該部品の取替を行い、検出器の指示値に異常のないことを確認して、同日19時39分に復旧した。
- [高圧注入ポンプ]
- 万一、一次冷却材が漏えいして原子炉内の水が減少するような事象が発生した場合に、炉心(燃料)を冷却するために、自動的に起動して原子炉内にほう酸水を注入するポンプ。A、B2系統設置されている。

2.伊方発電所 地震感知について
5月28日20時36分頃、伊予灘を震源とした地震が発生し、伊方発電所において5ガルを観測したが、1,2,3号機に異常はなく、プラントの運転に影響はなかった。
(参考)伊方発電所の観測ガル数 |
|
1号機 |
: |
4ガル(通常運転中) |
|
2号機 |
: |
4ガル(通常運転中) |
|
3号機 |
: |
5ガル(定期検査中) |
戻る
Copyright(C)YONDEN
Shikoku Electric Power Co.,Inc. / Kagawa,Japan
mail to : postmaster@yonden.co.jp