平成18年9月14日
四国電力株式会社

伊方発電所1号機  蒸気発生器ブローダウンサンプリング配管からの2次系水の漏えいについて

  通常運転中の伊方発電所1号機(加圧水型  定格電気出力:56万6千キロワット)の原子炉補助建家内において、本日11時40分頃、作業員が、廃液フィルタ室入口付近で床面に水溜まりを発見しました。このため、付近を調査した結果、蒸気発生器Aのブローダウンサンプリング配管の溶接部付近から2次系水が漏えいしていることを確認しました。漏えいは、当該配管の上流側の弁を閉止した結果、停止しました。
  なお、漏えい量は約40リットルと推定されました。
  今後、配管の当該部を取り替えて本日中に復旧するとともに、原因調査を行う予定です。

  本事象によるプラント運転への支障はなく、環境への放射能の影響もありません。

  本件は、国の法律に基づく報告事象に該当するものではありません。

(参  考)
○蒸気発生器ブローダウンサンプリング配管
  蒸気発生器の2次系水の水質及び放射能を測定するために蒸気発生器の胴下部より給水の一部を試料として取り出す系統の配管


以 上

添付資料−伊方発電所1号機  蒸気発生器ブローダウンサンプリング配管概略系統図




添付資料

伊方発電所1号機蒸気発生器ブローダウンサンプリング配管概略系統図


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