通常運転中の伊方発電所1号機(加圧水型 定格電気出力:56万6千キロワット)の原子炉補助建家内において、昨日11時40分頃、作業員が、廃液フィルタ室入口付近で床面に水溜まりを発見しました。このため、付近を調査した結果、蒸気発生器Aのブローダウンサンプリング配管の溶接部付近から2次系水が漏えいしていることを確認しました。漏えいは、当該配管の上流側の弁を閉止した結果、停止しました。
なお、漏えい量は約40リットルと推定されました。
本事象によるプラント運転への支障はなく、環境への放射能の影響もありません。
その後、当該配管の漏えい箇所を新品に取り替え、2次系水を通水して漏えいのないことを確認し、9月15日9時20分、復旧しました。
今後、原因調査を行います。
添付資料−伊方発電所1号機 蒸気発生器ブローダウンサンプリング配管概略系統図
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