平成18年10月11日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機  1次冷却材中のよう素濃度の上昇について

  伊方発電所2号機は、第19回定期検査のために停止中のところ、本日3時10分に1次冷却材中のよう素濃度が通常より高いことが確認されました。
  今回のよう素濃度の値は、保安規定の制限値を十分下回っており(約7千分の1)、環境への放射能の影響はありません。
  本事象は、燃料からの漏えいと推定されることから、今後、1次冷却材中のよう素濃度を監視するとともに、燃料を取り出して1体毎に漏えい確認等の調査を行うことといたします。

  本件は、法律に基づく国への報告事象に該当するものではありません。

(参考)
○1次冷却材中のよう素濃度
・制限値 51,000ベクレル/cm3
・今回の測定値 7.2ベクレル/cm3
(本日3時の採取データ)    
・通常値 約0.2ベクレル/cm3


以 上


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