平成18年10月30日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機  1次冷却材中のよう素濃度の上昇について(続報)

  伊方発電所2号機は、第19回定期検査のために停止中のところ、平成18年10月11日3時10分に1次冷却材中のよう素濃度が高いことが確認されました。
  今回のよう素濃度の値は、保安規定の制限値を十分下回っており(約7千分の1)、環境への放射能の影響もありません。
  本事象は、燃料からの漏えいと推定されることから、今後、1次冷却材中のよう素濃度を監視するとともに、燃料を取り出して1体毎に漏えい確認等の調査を行うことといたします。

(10月11日にお知らせ済み)

  その後、燃料全数(121体)についてシッピング検査により漏えいの有無を確認した結果、燃料1体に漏えいが認められたことから、1次冷却材中のよう素濃度上昇は、当該燃料からの漏えいによるものと判断されます。
  当該燃料については、健全な燃料に取り替えることとします。

  ※シッピング検査

  使用済燃料ピットに設置されている検査容器内に燃料を1体ずつ入れ、容器内に窒素ガスを送り込み、循環させてガス中の放射能濃度を測定して、燃料の漏えいの有無を判定する。



以 上

添付資料:伊方発電所2号機  漏えい燃料について

(参  考)シッピング検査概要図




(添付資料)

伊方発電所2号機 漏えい燃料について




(参  考)

シッピング検査概要図


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