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当社は、12月8日、経済産業省原子力安全・保安院より、耐食性の低い鉄筋を使用した電柱(以下、旧規格電柱※という)の点検と必要な建替を早急に行うための実施計画を作成し、報告するよう指示をいただきました。
(12月8日発表済み)
これを受け、当社は、実施計画を作成し、本日、経済産業省原子力安全・保安院へ報告書を提出しました。
報告書は別紙のとおりです。
当社といたしましては、お客さまにご安心いただけるよう、実施計画に基づき早期に点検を実施するとともに、必要な建替を行ってまいります。
※当社が使用している大日コンクリート工業(株)(本社名古屋市)製の昭和44年〜平成5年製のコンクリート製の電柱
<報告書の概要>
1.点検計画
(1)初回点検の実施計画
平成14年度の点検・建替基準強化後、点検が済んでいない約4万本(11月末時点)について、点検終了時期を当初予定の19年3月末から、19年1月末に前倒しする。
(2)2回目以降の点検
点検周期については、これまでは、健全柱は5年1巡、ひび割れの兆候が見られる要管理柱は3年1巡としていたが、2回目以降の点検については、すべて3年1巡で実施する。
2.建替計画
現在建替を計画している約1.2万本については、平成19年度中に建替を完了するとともに、今後新たに発見されるものについても、1年以内に建替する。
(別紙)電柱の点検及び建替の実施計画に関する報告について(保安院への報告書)
電柱の点検及び建替の実施計画に関する報告について
平成18年12月8日付「電柱の点検等の実施について」(平成18・12・07原院第3号)に基づき、水素脆化が進展しやすい鉄筋を用いた電柱(昭和44年〜平成5年製の旧規格電柱)の点検及び建替の実施計画について、別紙のとおり報告いたします。
別紙1:旧規格電柱の点検計画
1.初回点検の実施計画
(千本) | |||
実施年月 | H18年11月末 | H18年12月末 | H19年1月末 |
点検実施数 |
20 | 18 | |
月末の点検未実施数 |
38 | 18 | 0 |
2.2回目以降の点検
※ | 過去の試験や知見から、コンクリート柱の表面に初期のひび割れが生じてから、内部の鉄筋が破断に至るまでには、比較的長い時間がかかると考えられることから、3年1巡の点検により、旧規格電柱は的確に管理できると判断しております。 |
別紙2:旧規格電柱の建替計画
1.これまでの建替状況
<建替の対象等>
2.今後の建替計画
(千本) | |||
H18年11月末 | H18年度末 | H19年度末 | |
新規発生(想定数) |
1 | 1 | |
建替実施数 |
3 | 11 | |
建替未実施数 |
12 | 10 | 0 |
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