平成19年1月31日
四国電力株式会社

旧規格電柱の初回点検の終了について

  当社は、原子力安全・保安院より、耐食性の低い鉄筋を使用した電柱(旧規格電柱)の点検および建替の実施計画について報告するよう指示を受け、昨年12月15日、初回点検が済んでいないものについて、点検終了時期を、当初予定の平成19年3月末から平成19年1月末に前倒しする実施計画を提出しました。

  これを受け、鋭意点検を進めた結果、1月26日に、上記点検の残り分、約3万5千本の点検を終了しました。これにより、旧規格電柱すべての初回点検を終了したことになります。

  この点検の結果、要建替と判定されたものは約2千7百本であり、劣化状況に応じて約2百本については1ヶ月以内に、残る2千5百本については、優先順位を付して平成19年度末までに建替を行います。

  当社としては、今後とも定期点検を確実に実施し、点検結果に応じて必要な建替を行うことにより、電柱の保安に万全を期してまいります。

当社が使用している大日コンクリート工業(株)(本社名古屋市)製の昭和44年〜平成5年製のコンクリート製の電柱

<今回の点検結果  H18年12月〜H19年1月点検分>
要建替分 (A) 2.7千本… うち1ヶ月以内に建替を行うもの200本
建替を要しないもの (B) 32.7千本
点検合計 (A+B) 35.4千本
<現時点の旧規格電柱の本数>
14年度当初 (D) 47.2万本
建替済み (E) 4.7万本
19年1月末 (D-E) 42.5万本
(参考) 当社の電柱総本数:約83万本(平成17年度末)
(内訳:コンクリート柱68万本、鉄柱9万本、木柱6万本)
(参考)昨年12月15日に策定した報告書の概要
1.点検計画
(1)初回点検の実施計画
平成14年度の点検・建替基準強化後、点検が済んでいない約4万本(11月末時点)について、点検終了時期を当初予定の19年3月末から、19年1月末に前倒しする。
(2)2回目以降の点検
点検周期については、これまでは、健全柱は5年1巡、ひび割れの兆候が見られる要管理柱は3年1巡としていたが、2回目以降の点検についてはすべて3年1巡で実施する。
2. 建替計画
現在建替を計画している約1.2万本(11月末時点)については、平成19年度中に建替を完了するとともに、今後新たに発見されるものについても、1年以内に建替する。


以 上


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