平成19年2月1日
四国電力株式会社

伊方発電所3号機  制御用空気圧縮機Aの不具合について

  伊方発電所3号機(加圧水型、89万キロワット)は、昨年末頃から制御用空気圧縮機Aの運転電流値および4個ある圧縮機吸気弁の内の1個の温度が通常よりも若干高い傾向を示していたことから、本日、念のため空気圧縮機を停止し、当該吸気弁の点検を行ったところ、吸気弁を動作させるバネ(消耗品)が折れているのが確認されました。

  このため、バネを取り替えて確認運転を行いましたが、電流値、温度とも高いままの状態であるため、今後、当該圧縮機の詳細点検を行うことといたします。

  現在は空気圧縮機Bに切り替えて運転を継続しており、制御用空気の供給に支障はなく、本事象によるプラントの運転への支障はありません。また、外部への放射能の影響はありません。

(参 考)

○ 制御用空気圧縮機
  各系統の制御弁などに制御用の圧縮空気を供給する設備。
  当該空気圧縮機は2台設置しており、通常、そのうち1台を運転している。


以 上

添付資料:伊方3号機  制御用空気圧縮機概略系統図




(添付資料)

伊方3号機制御用空気圧縮機概略系統図



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