平成19年4月10日
四国電力株式会社
伊方発電所1号機第24回定期検査の実施について
伊方発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は、4月14日から約2ヶ月運転を停止し、第24回定期検査を以下のとおり実施する予定です。
1.主なスケジュール
定検開始日 |
: |
平成19年 |
4月14日 |
送電開始日 |
: |
平成19年 |
6月10日 |
定検終了日 |
: |
平成19年 |
7月5日 |
2.定期検査で行う検査件数(定期事業者検査)
102件
3.検査を実施する主な設備
- 原子炉本体
- 原子炉冷却系統設備
- 計測制御系統設備
- 燃料設備
- 放射線管理設備
- 廃棄物処理設備
- 原子炉格納施設
- 非常用予備発電装置
- 蒸気タービン
4.燃料集合体の取替
燃料集合体全数121体のうち、20体を新燃料に取り替える予定
5.定期検査中に実施する主要な工事等
(1)ほう酸配管取替工事
配管溶接部の信頼性向上を図る観点から、ほう酸ラインの一部配管の継手を、ソケット溶接式継手から突合わせ溶接式継手へ取替える。
(2)耐震性向上工事
耐震安全性に関する信頼性を更に向上させる観点から、ほう酸注入タンク、格納容器スプレイ冷却器等について、支持構造物の補強を行う。
以 上

耐震性向上工事について
- 当社では、現在、改訂指針に照らした耐震安全性評価を進めておりますが、伊方発電所1、2号機については平成21年3月まで、3号機については20年7月までかかる見込みとなっております。
- このため、地域の皆様のより一層の安心につながるよう、耐震安全性評価結果を待たずに、自主的に耐震性向上工事に取り組んでいくことといたしました。
- 具体的には、1号機のほう酸注入タンク、格納容器スプレイ冷却器などについて、支持構造物の補強を行います。なお、今回の工事箇所の選定にあたっては、旧Aクラス設備の耐震裕度向上や、周辺設備の工事の有無などを考慮し、総合的に判断したものです。
- また、今回の1号機と同様に、2号機及び3号機についても耐震性向上対策に関する検討を進め、計画が具体的にまとまれば、順次、実施していくことを考えております。
- なお、現在実施している改訂指針に照らした耐震安全性評価において、今後、更なる耐震性向上対策を実施することが望ましいと判断される場合には、適切に対応していきたいと考えております。
【工事概要】

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