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通常運転中の伊方発電所2号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)において、5月17日18時35分頃、アスファルト固化装置の異常を示す警報が発信し、同装置が自動停止しました。
現場確認の結果、アスファルト混和機の軸封部からアスファルトを出さないために運転している軸封油循環ポンプBから異音がしていたため、同ポンプを手動停止し、予備機である軸封油循環ポンプAを起動しました。本事象によるプラントの運転への影響および環境への放射能の影響はありません。
(5月18日にお知らせ済み)
アスファルト固化装置の異常を示す警報発信が、軸封油循環ポンプBの吐出油圧の低下によるものであったため、当該ポンプ廻りを点検した結果、ポンプ入口のストレーナに粘着性物質の付着が確認されたことから、ストレーナの詰まりにより、ポンプ入口に油が供給されず油圧が低下したものと推定されました。なお、同ポンプB本体、軸封油タンクおよびアスファルト混和機の軸封部については、異常ありませんでした。
このため、当該ストレーナおよび軸封油系統の点検・清掃を行い、軸封油を交換したうえで、当該ポンプおよびアスファルト固化装置の試運転を行い、本日10時00分、通常状態に復旧しました。
今後、引き続き原因の調査を実施するとともに、調査結果に基づき必要な措置を実施いたします。
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