平成19年8月20日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機  補助蒸気ドレン配管の復旧について

  伊方発電所2号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は通常運転中のところ、8月6日、2時51分頃、原子炉補助建家内の補助蒸気ドレン配管から2次系水が漏えいしているのを、運転員が確認しました。このため、当該配管を隔離し、漏えいは停止しました。当該配管を点検した結果、微小な貫通穴(約1mm×約2mm)が1箇所確認されたため、当該部分の配管を取り替え、復旧することとしました。漏えい量は、約50リットルと推定されました。
  本事象によるプラントの運転への影響および環境への放射能の影響はありません。
[8月6日お知らせ済み]

  その後、当該部分の配管を切り取り、従来の炭素鋼より耐食性に優れたステンレス鋼の配管に取り替えて、本日10時50分、異常のないことを確認し、通常状態に復旧しました。
  なお、原因については、継続して調査を実施しております。

(参考)
○補助蒸気
空調設備やアスファルト固化装置などの付属設備を加熱するため、2次系の蒸気を利用して発生させた蒸気。
以  上

添付資料  伊方発電所2号機  補助蒸気系統概略図



添付資料

伊方発電所2号機 補助蒸気系統概略図


戻る

Copyright(C)YONDEN
Shikoku Electric Power Co.,Inc. / Kagawa,Japan
mail to : postmaster@yonden.co.jp