新潟県中越沖地震により柏崎刈羽原子力発電所で観測されたデータに基づく伊方発電所施設への影響の概略検討結果について

  当社は、新潟県中越沖地震により柏崎刈羽原子力発電所で観測されたデータを基に、伊方発電所の施設に与える影響を検討し、本日、経済産業省に報告しました。

  これは、現在実施している新耐震指針に基づく伊方発電所の耐震安全性の評価に、まだかなりの期間を要することから、皆さまの不安に少しでもお答えできるように、柏崎刈羽原子力発電所で観測された地震動が伊方発電所であったと想定した場合の「止める」「冷やす」「閉じ込める」という安全上重要な機能を有する施設の安全余裕を検討したものです。
  具体的には、柏崎刈羽原子力発電所で観測された地震動データと、伊方発電所1、2、3号機各々の旧耐震指針に基づき策定された基準地震動（S2）から求めた設計データとを比較評価し、伊方発電所の主要施設に耐震上の安全余裕があることを確認しました。

  当社としましては、今後とも、中越沖地震に関する情報の入手に努めながら、耐震安全性評価を適切に進めてまいります。

添付-1．

 「柏崎刈羽原子力発電所で観測されたデータを基に行う伊方発電所における概略影響検討結果報告書」の概要  (PDF-23KB)

添付-2．

 柏崎刈羽原子力発電所で観測されたデータを基に行う伊方発電所における概略影響検討結果報告書  (PDF-78KB)