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通常運転中の伊方発電所2号機(加圧水型 定格電気出力56万6千キロワット)において、12月10日13時30分頃、制御棒を操作していないにもかかわらず中央制御室にある制御棒位置指示計の制御棒33本のうち1本の表示がわずかに変動していることを運転員が確認しました。その後、当該制御棒の表示の変動は収まり、変動前の表示に戻りました。
本事象によるプラントの運転への影響および環境への放射能の影響はありませんでした。
その後、制御棒はその動作機構上、1本だけ動くことは考えられないこと、および炉内核計装装置を用いた炉内出力分布の測定結果から異常は認められなかったことから、制御棒は実際に動作していないと判断しました。
また、制御棒位置指示装置内の制御基板の点検・手入れにより健全性が保たれていることを確認しました。
更に、制御棒を実際に動作させて制御棒位置指示が正常に表示されることを確認しました。
今後、念のため監視強化するとともに、次回定期検査時に引き続き当該基板の調査を行います。
なお、本事象は、国の法律に該当する事故・故障ではありません。
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