平成20年2月22日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機  原子炉補機冷却水ポンプ入口弁カバーのひび割れの復旧について

  第20回定期検査中の伊方発電所2号機(加圧水型軽水炉  電気出力56万6千キロワット)において、2月14日17時50分頃、原子炉補機冷却水ポンプB入口弁の駆動部カバーにひび割れがあることを保修員が確認しました。
  ひび割れによる冷却水等の漏えいはなく、弁の開閉機能も問題ありませんでした。
  本件による環境への影響はありませんでした。

(2月14日お知らせ済み)

  調査の結果、当該カバーの周方向に約35cmの割れが2箇所確認されました。
  このため、新品のカバーに取り替えて、本日14時00分、通常状態に復旧しました。

  今後、引き続き原因調査を行います。

  本事象は、国の法律に基づく報告事象には該当しません。

(参  考)

○ 原子炉補機冷却水ポンプ
  1次系のポンプ、空調機器等を冷却するための系統に冷水(純水)を供給するポンプ。A~Dの4台あり、通常は2台で運転。当該弁は、常時は開の状態で、ポンプ等の点検時に手動で閉止するために設けられている。
以  上


添付資料-伊方発電所2号機  原子炉補機冷却水系統概略図



添付資料

伊方発電所2号機 原子炉補機冷却水系統概略図


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