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事 象 | 発生月日 | 発表月日 | ||
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2月 1日 | 2月 1日 | ||
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2月 1日 | |||
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2月 1日 | 2月 1日 | ||
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2月14日 | 2月15日 | ||
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2月16日 | |||
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2月25日 | |||
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2月29日 | 2月29日 |
事 象 | 発生月日 | 発表月日 | ||
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12月10日 | 12月10日 | ||
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1月16日 | 2月12日 |
2月1日9時45分頃、定期検査中の伊方発電所2号機のタービン建家地下1階
(管理区域外)において、2次系配管の点検作業を行っていた協力会社の作業員1名
が、左手の指2本(中指:約2cm、人差し指:数mmの切傷)を負傷しました。
このため、同日10時20分頃、当社の車で八幡浜市内の病院に搬送しました。
医師による検査・診断の結果、「左中指屈筋腱損傷、左中指神経血管損傷、約3週間の入院加療および6週間の休業を要す見込み」と診断され、縫合処置を行いました。
なお、当該作業員の被ばく、汚染はありません。
2月1日13時41分、通常運転中の伊方発電所1号機において、制御棒の動作試験を行っていたところ、中央制御室において制御棒を駆動させる回路の異常を示す信号が発信しました。
調査の結果、当該制御棒を駆動させる回路内のサージ・アブソーバの変色およびヒューズの断線が確認されたため、当該サージ・アブソーバおよびヒューズ等の取替を行ったうえで、制御棒駆動回路各部のデータ測定などを行い、当該回路に問題のないことを確認しました。
なお、定期的に実施する制御棒の動作試験については、2月4日13時47分に実施して完了しました。この期間を通して、制御棒の緊急挿入機能に影響はありませんでした。
引き続き、原因については、調査中です。
2月1日18時00分、定期検査中の伊方発電所2号機の二次系の湿分分離加熱器B内部点検において、蒸気入口付近にある蒸気整流板を取り付けている天板と仕切板の溶接部の1箇所(溶接部で約35cm、天板部で約8cmの合計約43cm)に割れがあることを保修員が確認しました。
目視点検の結果、2号機の他の湿分分離加熱器および当該湿分分離加熱器Bにおいて、過去に1号機の湿分分離加熱器の蒸気整流板で割れが生じた箇所を含め、他に溶接部等の割れは確認されませんでした。
調査の結果、当該箇所については、設計会社の図面で設計上要求されていた溶接指示が製作会社で作成した製作図面に記載されず、結果的に当該部が設計要求よりも強度の劣る溶接方法で施工され、更に運転中の当該天板には、蒸気の流れによる高サイクルの流体加振力が作用することから、疲労限を上回る高サイクルの変動応力が発生し、疲労が累積して、割れが発生して進展したものと推定されました。
このため、当該溶接部および同様に設計・製作された天板と仕切板の溶接部15箇所について、溶接部の強度を設計要求よりも更に向上させた溶接形状にして、新品に取り替えます。
なお、全ての溶接部の点検を実施した結果、健全性は確認されましたが、念のため、7部位の溶接部について、強度に更に余裕を持たせるとの観点から補強を行います。
また、設計の一部を別の会社に実施させる場合における調達管理を強化します。
伊方発電所1号機については、更に音響監視装置の設置や巡視点検頻度を増やすことにより、監視体制の強化を図るとともに、本年4月開始予定の定期検査において、伊方発電所2号機と同様の点検を行って健全性を確認し、必要に応じて対策を実施します。
なお、伊方発電所3号機については、伊方発電所1,2号機とは異なる会社が単独で設計・製作していることから問題はありません。
伊方発電所2号機 湿分分離加熱器B天板の割れについて (PDF-255KB)
2月14日17時50分頃、定期検査中の伊方発電所2号機において、原子炉補機冷却水ポンプB入口弁の駆動部カバーにひび割れがあることを保修員が確認しました。
なお、ひび割れによる冷却水等の漏えいはなく、弁の開閉機能も問題ありませんでした。
調査の結果、当該カバーの周方向に約35cmの割れが2箇所確認されました。このため、新品のカバーに取り替えて、2月22日14時00分、通常状態に復旧しました。
現在、引き続き原因調査中です。
2月16日10時40分頃、定期検査中の伊方発電所2号機の原子炉補助建家3階(管理区域内)において、資材運搬中の協力会社の作業員が資材運搬のための台車に足首を強く当て、足首を負傷しました。このため、協力会社の車で八幡浜市内の病院へ搬送しました。
医師による診断の結果、「左アキレス腱部挫傷、全治約1週間」と診断されました。
なお、当該作業員の被ばくおよび汚染はありませんでした。
2月25日10時50分頃、定期検査中の伊方発電所2号機において、屋外に設置されている主変圧器冷却装置のスイッチの確認試験を行っていたところ、冷却装置制御盤内から発煙がありました。
このため、直ちに当該装置の電源を「切」にし、発煙はおさまりました。
調査の結果、主変圧器冷却装置制御盤内の主変圧器冷却ファン等への電源供給回路用の電磁スイッチから発煙したものと推定されました。盤内のその他の部位については、点検の結果、健全であることを確認しました。
なお、当該電磁スイッチは、入荷次第取替え、復旧することとします。
現在、引き続き原因調査中です。
2月29日9時10分、通常運転中の伊方発電所1号機において、非常用ディーゼ
ル発電機の定期点検を行っていたところ、ディーゼル発電機Aのシリンダ注油器の油の流れを示す40個ある指示計(インジケータ)の1個の指示に不具合があることを保修員が確認しました。
このため、当該ディーゼル発電機を隔離して点検を行い、当該指示計を予備品に取り替えて、発電機の起動試験により注油器が正常に作動することを確認のうえ、同日11時58分、通常状態に復旧しました。
現在、原因調査中です。
なお、原子炉施設保安規定では、運転中は非常用ディーゼル発電機が2台とも動作可能であることが要求されておりますが(1台のみ運転可能な状態では、原子炉の運転可能日数が制限される(最大40日)ことになります。)、本事象は復旧作業のため一時的にこの要求を満足できなくなり、原子炉施設保安規定に定める運転上の制限を逸脱することになりました。(運転上の制限逸脱時間:9時25分~11時58分)
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