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伊方発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は、本日16時40分、経済産業省による総合負荷性能検査に合格し、第25回定期検査を終了しました。
(参考)
1.伊方発電所1号機第25回定期検査実績
定検開始 | : | 平成20年4月26日 | |
臨界 | : | 平成20年6月21日 | |
送電開始 | : | 平成20年6月22日 | (停止日数58日) |
100%電気出力 | : | 平成20年6月24日 | |
定格熱出力 | : | 平成20年6月25日 | |
定検終了 | : | 平成20年7月17日 | (定検開始後83日目) |
2.定期検査中に実施した主要な工事等
(1)ほう酸配管、ほう酸フィルタ取替工事
配管溶接部の信頼性向上を図る観点から、ほう酸ラインの一部配管及びほう酸フィルタと配管の継手を、ソケット溶接式継手から突合わせ溶接式継手へ取り替えた。なお、取替に伴いほう酸フィルタの取替を行った。
(2)1次系配管取替工事
配管溶接部の信頼性向上を図る観点から、余熱除去冷却器出口ラインの一部配管及び弁の取替を行った。
(3)放射性廃棄物処理設備の共用化及び廃止工事
放射性廃棄物処理設備の効率的な運用等を図るため、一部設備の号機間の共用化及び廃止を行う計画である。
今回の定期検査期間中において、1号機ガス圧縮装置への出入口連絡配管の設置を行い、1号機のガス圧縮装置2基を1,2号機共用設備とするとともに2号機のガス圧縮装置2基の廃止を行った。さらに、水素廃ガス貯蔵タンクから転用したガス減衰タンクを含む全てのガス減衰タンク(14基)を1,2号機共用設備とした。
また、廃液蒸発装置1Aの廃止を行った。
(4)耐震性向上工事
耐震安全性に関する信頼性を更に向上させる観点から、プラント用蓄電池について、支持構造物の補強を行った。
(5)湿分分離加熱器内部点検
伊方発電所2号機第20回定期検査において確認された湿分分離加熱器の天板と仕切板の溶接部の割れの対応として、総点検を行い必要な対策を実施した。
また、今回の定期検査中に確認された「蒸気噴出口溶接部の割れ事象」についても必要な対策を実施した。
なお、長期的な健全性に万全を期し安心感の醸成を図るとの観点から、伊方発電所1,2号機の湿分分離加熱器全台について新たに製作し、取り替えることとする。
(印刷用) 伊方発電所1号機 配管等取替工事概要図 (PDF-31KB)
(印刷用) 放射性廃棄物処理設備の共用化及び廃止工事の概要 (PDF-25KB)
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