平成20年7月29日
四国電力株式会社

平成20年度第1四半期連結決算の概要

１．電力需要

  電灯電力需要は、前年同期に比べ2.0％増の67億90百万kWhとなりました。
  このうち、電灯は、前年同期並みとなりましたが、産業用の大口電力は、生産の増加や自家発電から当社買電への切替などにより、7.7％増となりました。
  また、電力他社への融通送電等は､前年同期に比べ11.2％減の15億21百万kWhとなりました。
  この結果、電灯電力需要に融通送電等を加えた総販売電力量は、前年同期に比べ0.7％減の83億11百万kWhとなりました。

2．電力供給

  水力発受電電力量は、当期が豊水（前年同期は渇水第1位）となり出水率が大幅に改善したことから、前年同期に比べ126.1％増の11億25百万kWhとなりました。
  また、原子力発電電力量は、1.9％増の37億kWhとなりました。
  この結果、火力発受電電力量は、15.5％減の41億54百万kWhとなりました。

3．収支

営業収益（売上高）は、電灯電力収入が需要の増加や燃料価格の上昇による燃料費調整額の増加に伴い増収となったことに加え、融通収入も増収となったため、前年同期に比べ122億円（9.1％）増収の1,462億円となりました。一方、営業費用は、燃料価格の上昇に伴い需給関連費（燃料費＋購入電力料）が増加したことに加え、年金資産の運用差損などにより人件費が増加したほか、発電所の定期検査に係る修繕費も増加したため、合計では、前年同期に比べ87億円（7.2％）増加の1,305億円となりました。この結果、営業利益は、前年同期に比べ35億円（28.4％）増益の156億円となり、支払利息など営業外損益を差引き後の経常利益は、30億円（27.7％）増益の137億円となりました。四半期純利益は、渇水準備金が14億円の引当増となったことなどから6億円（7.9％）増益の79億円となりました。

以上

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平成20年度第1四半期 連結決算の概要

平成20年度第1四半期連結決算の概要