平成20年12月18日
四国電力株式会社

阿南発電所3号機火災の原因と対策について

12月15日、11時50分頃、阿南発電所構内の3号ボイラ缶前Bコーナー付近から漏洩した油がGR(ガス再循環)ダクトへ滴下し、火災が発生しましたが、直ちに消火活動を実施し、13時5分に鎮火しました。

 [12月15日、徳島、高松でお知らせ済み]

その後、被害状況や原因について調査を行った結果、火災の範囲はGRダクトの上部約1.5m2であることが判明いたしました。また、火災の原因は、漏洩した油がGRダクトの保温材に浸透し、ダクトの高温部と接触、燃焼したためと推定されます。
 なお、GRダクトおよびボイラ本体について点検を実施した結果、変形、割れ等の異常が無いことを確認しました。

燃料配管の漏洩については、経年的に配管の外面から腐食が進行し、小さな穴が発生したことが原因と考えられます。

今後の対策としては、類似箇所(漏洩箇所1箇所を含む全20コーナー)の配管の点検を実施し、必要な箇所について取替を実施することとしております。

復旧時期につきましては、配管取替が完了する平成21年1月中旬を目途としております。

当社といたしましては、上記対策をしっかり実施し、今後とも安全運転に万全を期していきたいと考えております。

添付資料-阿南発電所3号機 火災位置図

 ・  3号ボイラ立面図
  ・  3号ボイラ平面図
  ・  被害状況および点検結果

以  上


添付資料

阿南発電所3号機 火災位置図

3号ボイラ立面図

3号ボイラ平面図

被害状況および点検結果





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