平成21年01月29日
四国電力株式会社

平成20年度第3四半期 連結決算の概要

1.電力需要

電灯電力需要は、前年同期並みの215億30百万kWhとなりました。
 このうち、産業用の大口電力は、10月以降は景気の悪化を背景に前年を下回ったものの、上半期が堅調であったことから、2.0%増となりました。
 また、電力他社への融通送電等は、前年同期に比べ19.8%減の49億2百万kWhとなりました。
 この結果、合計では、前年同期に比べ4.3%減の264億32百万kWhとなりました。

電力需要の表

2.電力供給

水力発受電電力量は、当期も平水を下回ったが、前年同期が記録的な渇水であったことなどから、前年同期に比べ23.1%増の25億12百万kWhとなりました。
 一方、原子力発電電力量は、定期検査による発電所の稼動減などから、前年同期に比べ3.9%減の113億19百万kWhとなりました。
 この結果、火力発受電電力量は、7.6%減の153億64百万kWhとなりました。

電力供給の表

3.収支

営業収益(売上高)は、電灯電力収入が燃料価格の上昇による燃料費調整額の増加などに伴い増収となったことに加え、融通収入も融通単価の上昇により増収となったため、前年同期に比べ182億円(4.1%)増収の4,627億円となりました。

一方、営業費用は、燃料価格の上昇に伴い需給関連費(燃料費+購入電力料)が増加したことに加え、年金資産の運用悪化などにより人件費が増加したほか、発電所の定期検査に係る修繕費も増加したため、合計では、前年同期に比べ375億円(9.6%)増加の4,266億円となりました。

以上の結果、営業利益は、前年同期に比べ194億円(△35.0%)減益の360億円となりました。
 また、経常利益は、営業外損益が支払利息の減少などにより改善したため、165億円(△35.7%)減益の299億円となり、法人税等差引き後の四半期純利益は、121億円(△39.7%)減益の183億円となりました。

収支の表




以  上

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