平成21年02月17日
四国電力株式会社

坂出発電所2号機の定期事業者検査開始時期変更に係る申請漏れについて

 当社は、坂出発電所2号機の蒸気タービンについて、中国四国産業保安監督部四国支部(以下、保安監督部四国支部)より定期事業者検査開始時期変更の承認を得て、本年3月1日から検査を開始する計画となっておりましたが、このほど本申請手続きを行っていなかったことが判明いたしました。

※火力発電所の蒸気タービン点検は、電気事業法において4年に1度点検することが規定されておりますが、運転・保守管理が良好であれば、定期事業者検査開始時までに保安監督部四国支部に申請を行い、承認されると、3ヶ月を限度に延長運転が認められることになっています。

 坂出発電所2号機は、前回の定期事業者検査が平成17年1月27日に終了しているため、今回、検査の開始時期を変更する場合はあらかじめ申請を行い、本年1月26日までに承認を得る必要がありました。
 こうした中、当社はこの度の定期事業者検査開始時期の変更申請が漏れていたことに気付き、本年2月9日に保安監督部四国支部に報告するとともに、2月12日に定期事業者検査開始時期変更の申請書を提出いたしました。

 これに対し、保安監督部四国支部からは、今回の事案の顛末と再発防止対策について2月末までに報告するように口頭で指示を受けるとともに、2月16日には、同部による坂出発電所への立ち入り検査を受けました。
 そして、本日、当社が申請しておりました変更申請について、保安監督部四国支部より2月28日から定期事業者検査を開始することについて承認をいただきました。

 当社といたしましては、今回の申請漏れを深く反省し、今後は、 

  • 火力部門において、本件以外の重要な申請手続き等についても申請漏れ等がないか再チェックを実施するとともに、各種申請にあたっては、担当個所のみならず複数個所においてチェックを行う体制を整備する 
  • 今回の経緯と状況を社内に広く情報共有し、火力部門のみならず、全社大において二度とこのような事案が発生しないようチェックを行う 

など、再発防止に努めてまいります。




以  上

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