平成21年06月22日
四国電力株式会社

伊方発電所2号機 加圧器水位計の元弁の不具合について

定期検査中の伊方発電所2号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)の格納容器内(管理区域内)において、昨日9時00分頃、加圧器水位計の元弁に異常があることを保修員が確認しました。

当該弁を分解点検した結果、操作ハンドルは開位置となっていたものの、内部部品の固着により、弁体が閉止状態のままとなっていたことが判明しました。

このため、固着のあった部品等を新品に取替えて、加圧器水位計の指示確認等により当該弁に異常のないことを確認し、本日13時40分、通常状態に復旧しました。

本事象によるプラント運転への影響はなく、また、環境への放射能の影響はありません。

(参考)

 〇加圧器

   1次冷却材系統に設置する円筒状の圧力容器で、

  • 通常運転時においては、1次冷却材圧力を所定の圧力に維持
  • 出力変動時においては、1次冷却材の膨張・収縮を吸収

するための機器。

以    上

添付資料 伊方発電所2号機 加圧器まわり概略系統図


添付資料

伊方発電所2号機 加圧器まわり概略系統図

 (印刷用)伊方発電所2号機 加圧器まわり概略系統図  (PDF-42KB)

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