伊方発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力56万6千キロワット)は、3月9日から第26回定期検査を実施しておりますが、本日5時20分、送電を開始しましたのでお知らせいたします。
今後、徐々に出力を上げながら各種試験を行い、7月16日頃には定格熱出力に到達した後、8月6日経済産業省の総合負荷性能検査を受けて、定期検査を終了する予定です。
以 上
(参 考)
1.伊方発電所1号機第26回定期検査実績
定検開始:平成21年3月9日
臨 界 :平成21年7月11日
送電開始:平成21年7月13日(停止日数127日)
2.送電開始後の主な検査
主な検査名 |
検査概要 |
炉物理検査 |
原子炉内の核分裂の状況および主要な運転データなどを測定し、原子炉が所定の性能を有していることを確認する。 |
蒸気タービン |
定格熱出力で運転を行い、蒸気タービンが安定して連続運転できることを確認する。 |
総合負荷性能検査 |
定格熱出力で運転を行い、プラントが安定して運転できることを総合的に確認する。 |
3.定期検査中に実施した主要な工事等
(1)1、2号機中央制御盤等取替工事
中央制御盤および原子炉制御装置等について、プラント運開以降の各種改良工事により、さらなる改造や追加配線工事を実施するスペースが減少していることなどを踏まえ、保守性と信頼性の向上を図る観点から、運転の監視や操作性に優れたフルデジタル式に取り替えました。
添付資料-1:伊方発電所1、2号機 中央制御盤等取替工事の概要図 (PDF-31KB)
(2)主変圧器取替工事
主変圧器の信頼性の向上を図る観点から、当該変圧器を取り替えました。
添付資料-2:伊方発電所1、2号機 主変圧器取替工事の概要 (PDF-19KB)
(3)無停電電源装置取替工事
無停電電源装置の保守性と信頼性の向上を図る観点から、当該装置を取り替えました。
添付資料-3:伊方発電所1、2号機 無停電電源装置取替工事の概要 (PDF-77KB)
(4)耐震性向上工事
耐震安全性に関する信頼性を更に向上させる観点から、配管支持構造物等の補強を行いました。
添付資料-4:耐震性向上工事について (PDF-103KB)
以 上
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