平成21年10月29日
四国電力株式会社

技術サポート活動の取り組み状況について

1.技術サポート活動の取り組み

当社では、平成13年度から工場や事務所を対象に、お客さまのエネルギー利用に係わる技術的課題や悩みなどに対して解決策を提案する「技術サポート活動」を展開しております。

この技術サポート活動の目的は3つあり、1つ目は、提案活動を通じてお客さま満足度の向上を図り、信頼関係を一層深めること、2つ目は、経済性・環境性・安全性に優れた電気の優位性を具体的に提案し、電化を促進すること、3つ目は、工事施工等の受注によりグループ営業の拡大を図ることです。

解決策のご提案(ソリューション提案)に当たっては、営業専任担当者と電気・熱などの専門的な知識・技能を有するエンジニアがチームを組み、お客さまの課題を共有化したうえで、当社グループが有する技術力やノウハウを最大限に活用し、設計・施工・維持管理までをワンストップでご提案して解決する取り組みを進めております。

当社のこうした取り組みは、お客さまからも評価いただいており、着実に成果をあげてきております。この上期を見ましても、景気低迷や地球温暖化問題などを背景とした省エネ・省コスト・省CO2といったお客さまニーズの高まりを受け、増加傾向で推移いたしました。

この結果、今年度上期までの累計提案件数は9千件を超え、そのうち3.5千件が採用されております。

 提案件数、採用件数の推移のグラフ 

2.ソリューションメニュー

お客さまにご提案しているソリューションメニューは、空調・給湯等の電化による省エネ提案、蓄熱空調システムの導入による負荷平準化、受変電設備劣化診断等に基づく設備保全提案など多岐にわたっております。

最近では、地球温暖化対策をはじめ環境対策ニーズの高まりに対応して、「国内クレジット制度を活用したCO2取引の提案」などにも取り組んでおり、今後もお客さまの更なる満足度向上・地域経済の発展のために幅広い活動を展開してまいります。

[主なソリューションメニュー]

項目

主な提案内容

省エネ提案

空調・給湯の電化、ボイラー・コンプレッサ・照明等の高効率化

負荷平準化

蓄熱空調システムの導入、デマンド監視装置の導入

設備保全提案

受変電設備劣化診断、スチームトラップ点検

その他

環境対策、国等の補助事業の活用、国内クレジット制度の活用

 以    上





戻る

Copyright(C)YONDEN
Shikoku Electric Power Co.,Inc. / Kagawa,Japan
mail to : postmaster@yonden.co.jp