平成22年6月29日、千葉社長から「第86回定時株主総会の概要」、「役員人事等」、「今夏の電力需給等」について説明しました。
【第86回定時株主総会の概要】
(詳しくは「第86回定時株主総会の概要」をご覧ください。)
本日の総会は、午前10時に始まり、11時16分に終了しました。所要時間は1時間16分です。
出席された株主は、当日出席のほか、前日までに書面およびインターネットにより議決権を行使された株主をあわせ、決議事項に必要な定数を満たしており、本株主総会は、適法に成立しております。
議事は常盤会長が議長となり、所定の報告事項ならびに3つの決議事項について、説明・審議が行われました。株主の皆さまからは、「株価水準・配当政策」や「原子力発電所の点検状況」などについての活発なご質問やご意見をいただきました。
当社としましては、これからも株主の皆さま方の負託に応えるべく、長期的かつ継続的な企業価値の向上を目指して、しっかりと経営にあたってまいりたいと思います。
【役員人事等】
(詳しくは「人事異動」(PDF-142KB)をご覧ください。)
役員人事については、本日の株主総会において、
・麻生 俊介(あそう しゅんすけ) 氏
を、監査役に再任いただきました。
他の取締役・監査役については、異動・役職の変更等はございません。
【今夏の電力需給等】
(詳しくは「今夏の電力需給等ついて」をご覧ください。)
最大電力については、昨年は、梅雨明けが平年に比べて2週間近く遅くなるとともに、梅雨明け後も、あまり気温が上昇しなかったことやリーマンショック以降の景気低迷による産業用の大口需要の大幅な落ち込みといった2つの要因が重なり、平成11年度以来の低い水準となりました。
夏場の電力需要は、気温と密接な関係があります。気温1℃の温度差で増減する電力需要量の指標を気温感応度と申しますが、当社の場合、気温が1℃上昇すると、電力需要は23万kW程度増加します。
気象庁の予想によりますと、今年の夏は平年より暑くなる確率が高いとのことです。こうした気温などをもとに、今年度の最大電力については、586万kW程度と、過去最高を少し下回るのではないかと想定しております。これに対して、供給力は、707万kW程度を見込んでおり、渇水の影響を考慮しても、十分な予備力を確保しております。
水力発電の稼働状況である出水率については、昨年度は、4月から6月の3ヶ月の出水率は42.0%と過去1位の記録的な渇水となりました。
一方、今年度は、4月が143.6%と過去1位の豊水となるなど、これまでのところ比較的雨に恵まれておりますが、今後も、適度に雨が降ってくれればと期待しているところであります。
以上