通常運転中の伊方発電所2号機(加圧水型、定格電気出力56万6千キロワット)の原子炉補助建家5階(管理区域内)において、燃料移送装置を点検していたところ、リフティングフレームの操作中にリフティングフレームと燃料コンテナが接触しました。このため、当該コンテナを点検した結果、7月17日9時30分、当該コンテナが変形していることを確認しました。
(7月17日 お知らせ済み)
調査の結果、当該コンテナのほか、コンベアカー(当該コンテナを載せる台車)やリフティングフレームの軸受構成部品の一部などにも接触による変形が確認されたため、当該コンテナの変形部分を油圧ジャッキ等により修正するとともに、その他の箇所についても修正や部品の取替を行いました。
その後、模擬燃料を使用して燃料移送装置の動作確認を行って異常のないことを確認し、本日15時50分、通常状態に復旧しました。
今後、引き続き、詳細を調査します。
以上
伊方発電所 燃料移送装置概略図
(印刷用) 伊方発電所 燃料移送装置概略図 (PDF-19KB)