今後10年間の電力需要の見通しや電力需給の計画等を取りまとめた「供給計画」については、電気事業法第29条第1項に基づき、毎年3月末までに経済産業大臣に届け出ることとなっております。本日、平成23年度供給計画について届け出ましたので、その概要についてお知らせいたします。
1.電力需要の見通し
○ 販売電力量
・平成23年度は、前年度の猛暑の反動影響はあるものの、気温閏補正後では対前年伸び率0.7%増の288億kWhを見込んでいます。
・長期的には、景気の緩やかな回復に伴う生産水準の上昇や全電化住宅の普及拡大などから増加基調を見込んでおり、平成32年度は、21年度からの平均伸び率0.9%(気温閏補正後)増の303億kWhと想定しています。
○ 最大電力(送電端)
・平成23年度は550万kW、また平成32年度は、21年度からの平均伸び率0.6%(気温閏補正後)増の569万kWと想定しています。
◇ 電力需要の見通し
2.電力需給計画
ベース供給力を担う原子力を軸に、水力、火力を最適に組み合わせて効率的で安定した電力需給を実現してまいります。
◇ 最大電力バランス
◇ 設備構成比率(含受電) |
◇ 発受電電力量構成比率 |
3.電源開発計画
4.流通設備計画
基幹ネットワークに大きな変更はありませんが、既存設備については、電力需要の伸びにあわせ、適切な時期・規模での増強・更新を行い、合理的な設備形成を図ります。