伊方発電所3号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力89万キロワット)は、4月29日から運転を停止し、第13回定期検査を以下のとおり実施する予定です。
なお、東日本大震災による津波に起因する福島第一・第二原子力発電所の事故を踏まえて、伊方発電所の更なる安全確保に万全を期すために必要となる重要な機器について、詳細な点検を実施することとしました。
1.主なスケジュール
定検開始日 |
:平成23年4月29日 |
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(当初計画) |
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送電開始日(目処) |
:平成23年7月10日 |
送電開始日:6月26日 |
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定検終了日(目処) |
:平成23年8月9日 |
定検終了日:7月26日 |
※今後、上記事故を踏まえて追加対策が必要となった場合には、送電開始日・定検終了日は延びる可能性があります。
2.検査を実施する主な設備
原子炉および原子炉冷却設備
計測制御系統設備
燃料設備
原子炉格納設備
放射線管理設備
廃棄物処理設備
非常用予備電源設備
タービン、発電機および付属設備
3.安全系機器に係る特別点検
東日本大震災による津波に起因する福島第一・第二原子力発電所の事故を踏まえて、重要な機器について詳細な点検を実施します。
○主な対象機器(※は追加点検機器)
・非常用ディーゼル発電機3A※、3B
・海水ポンプ3A※、3B※、3C、3D
・タービン動補助給水ポンプ※
4.燃料集合体の取替
燃料集合体全数157体のうち、53体を取り替える予定です。