当社は、東日本大震災による津波に起因する福島第一・第二原子力発電所の事故を踏まえた「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」の改正に基づき、4月8日に伊方発電所原子炉施設保安規定の変更認可を申請しておりましたが、本日、認可されました。
当社は、今後も今回の事故を踏まえた安全対策について、新たな知見が得られた場合には迅速かつ適切に対応し、伊方発電所の更なる安全確保に万全を期してまいります。
(申請の概要)
「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」の改正に伴い、
・交流電源を供給する全ての設備
・海水を使用して原子炉施設を冷却する全ての設備
・使用済燃料ピットを冷却する全ての設備
の機能が津波により喪失した場合における原子炉施設の保全のための活動を行う体制の整備について保安規定に追加記載した。