<需要の概要>
平成23年8月分の販売電力量は、25億6千1百万キロワット時、前年比92.5%となった。
〔需要の内訳〕
- 家庭用などの「電灯」は、昨年の猛暑による需要増の反動に加え、東日本大震災以降の全国的な節電意識の高まりなどから、前年比87.4%となった。
- 事務所ビル・大型商店などの「業務用電力」は、「電灯」と同様、気温要因や節電の影響などから、前年比91.8%となった。
- 産業用の「大口電力」は、鉄鋼や機械などが前年を上回ったが、繊維や紙・パルプが前年を下回り、前年比99.7%となった。
<供給の概要>
- 原子力は、伊方3号機定期検査期間の長期化の影響により、前年比57.9%となった。
- 水力は、渇水の影響などにより、前年比77.6%となった。
- 火力は、原子力や水力の減少などの結果、前年比123.6%となった。
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